10月の刊行に向けてただいま制作真っ最中の「ビリーザトナカイ」。
いったいどんな、きりえクリスマスブックになるのでしょう?
作者の、きりえや高木亮さんの制作現場にお邪魔して、
その制作過程を何回かに分けて、高木さんのコメント付きで紹介していきます!
ぜひご覧ください。
<その3>は、切る(2)〜(3) です。
切りはじめは、「ビリーザトナカイ」の主役、ビリーから!
「切る順番はだいたい中心になるキャラクターの目から。つまり一番失敗できないところをはじめに集中して切る。」(高木さん)
ということで見てみましょう〜。
大きく広がる夜空から、ビリーが切り出されていきます。
表情がある目から、迫ってくるような視線が感じられます。
さらに切り進むと、こんな感じになります。
「ときどき紙を裏返し、切り残しがないかどうかや黒と白のバランスを確認。」(高木さん)
ビリーの相棒のサンタも浮かびあがってきました!
同じ一枚の紙の上とは思えないくらいに遠近感がありますね。
高木さんのきりえの特徴でもある、その場の空気が包み込まれているような感じが伝わってきます。
次回は、<その3>切る(4)〜(5) を紹介します!
お楽しみに。
「ビリーザトナカイ」「ビリーザトナカイ2」は2013年10月刊行予定です。